今回は、ドロンが糖尿病を発症してから5年間でかかった費用をすべて公開します。
これは2021年〜2025年、保険なしで治療を続けてきた我が家のリアルな家計簿です。
今は新しい治療法も増えているようですが、糖尿病と診断され、『これからいくらかかるの……?』と不安でいっぱいの飼い主さんへ、一つの目安として届くことを願って書きました。
注意:費用は病院や時代によって変わってきます。一般的なものではありません。
毎月かかる固定費用
避けては通れない固定費。 9680円/月
◆インスリン 4,400円/月
◆注射器 5280円/月
1箱 84本(7本×12袋) 7392円 1本 88円
1日(朝、夜)2本使用 60本/月 88×60=5280円
※1ヶ月30日の計算です。
この費用は糖尿病の猫ドロンには欠かせない費用です。毎日、朝夜2回、決まった時間にインスリンを注射器で投与しています。
我が家では自宅での血糖値管理はしておりません。腎臓病に対しての薬も現在は使用しておりません。(療法食のみ)
糖尿病という病気はインスリンを投与しなくては生きられない体になってしまっているので、この固定費はどうしようもないです。お世話に関しては我が家では2人で交代でしておりますので少しは軽減されますが、正直本当に大変です。こういう生活を2020年末から5年以上続けています。

血糖値の安定のため、定期的にかかる費用
◆血糖値の安定を確認するための定期検診 4,180円
主な検査項目はピンポイント血糖値と糖化アルブミン値です。
数値が安定していれば、3ヶ月に1度、不安定なときは1,2ヶ月に1度のペースで検査をしてもらっています。
先生と相談しながら決めていくので、結果が悪かった時は検査期間がさらに短くなります。
費用内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 診察料 | 880 |
| 採血 | 550 |
| ピンポイント血糖値 | 550 |
| 糖化アルブミン値 | 2,200 |
これまでにかかった通院費用(5年間)
これまでにかかった費用です。(健康診断、腎臓検査も含みます。)
5年間の通院 合計 759,404円
年平均 約149,327円
まとめるとかなりの金額です。
月平均 12,657円
毎月の額にすれば、これに療法食〈猫用キドニーケア プラス(可溶性繊維)〉やトイレの砂など合わせても2万円くらいに収まるかと思います。とはいえ、月2万円はまあまあ痛いです。
我が家の場合はレオンもおりますので、療法食、トイレはは2倍かかります。
<年別の総費用>
内訳:診察料、採血、検査、点滴、薬、インスリン、注射器
| 年 | かかった費用 |
|---|---|
| 2021年 | 115,071 |
| 2022年 | 114,378 |
| 2023年 | 297,059 |
| 2024年 | 93,698 |
| 2025年 | 139,198 |
| 合計 | 759,404円 |
こうして振り返ると、年によって波があります。特に転院した年やインスリンの種類を変えた年は、様子を見るための通院が増えました。
それだけドロンが頑張った証です。

これまでにかかった入院費用
5年間のトータル費用とは別に、避けて通れなかったのが「入院費用」です。
我が家の場合、最初の診断に伴う精密検査と入院で、多くのの費用がかかりました。
詳しい内訳については[第5回:気になる猫の糖尿病「入院費用」の現実。我が家のケース]で詳しく載せています。
入院 合計 174,482円
この17万円という数字には、ドロンの命を繋ぎ止めるための集中治療と、最適なインスリン量を見極めるための大切な時間が詰まっています。
≪入院費用 内訳≫
| 日数 | 入院費用 | |
|---|---|---|
| 糖尿病の診断検査と治療 | 3.5泊 | 125,422 |
| インスリン投与量変更時 | 1泊 | 27,500 |
| インスリン変更時の半日 | 1日目 | 12,980 |
| 2日目 | 8,580 |
5年という長い目で見れば、この入院費があったからこそ、今の『自宅での穏やかな生活』がある。そう考えると、単なる出費ではなく、ドロンのためには必要不可欠なコストだったのだと思えますが、当時はその金額に驚きました。
前から定期検診をうけていれば、最初の入院費用は避けられたかも知れません。そう思うと反省しかありません。何も言えない猫だからこそ、そこは飼い主としてするべきでした。今となってはその時の反省を胸に、毎日の小さなサインを絶対に見逃さないよう、ドロンと向き合っています。
猫と人間の糖尿病。費用の比較
人間が糖尿病の場合いくらぐらいかかっているのか、ふと気になって調べてみました。
調べてみると、以外と我が家の猫にかかる費用も自由診療(動物病院によって価格設定が自由であるということ)で10割負担のわりに、3割負担の人間とあまり変わらないことが分かりました。
人間は3割負担で約1.2万円。猫は10割負担で約1.2万円。……これ、よく考えると『医療費そのもの』は猫の方がずっと抑えられているということですよね。
| 項目 | 人間(3割負担) | ドロン(10割負担) |
| 月額(平均) | 約10,000円~18,000円 | 12,657円 |
| 年額(平均) | 約120,000~216,000 | 151,881円 |
| 元の医療費 年額(10割) | 約400,000円 〜 720,000円 | 151,881円 |
※こちらの病院サイトのページ(2026年現在の情報)を参考にしております。
人間の場合は在宅自己注射指導管理料や血糖自己測定などが費用に入ってくることや合併症などにもよって費用が違ってくるようです。もちろん猫の場合もそうです。我が家のドロンは自宅で血糖値の管理をしておりませんのでその費用はかかりません。しかし腎臓病を患っているため、その分費用がかさみます。
人間でも猫でも糖尿病は治療が一生続く病気であるため、毎月必用な注射器やインスリン。定期的に必用な検査費用。それらの費用負担がものすごく大きい病気です。
まとめ

◆毎月の固定費 9680円
◆血糖値の定期検診 4,180円
5年間の通院 合計 759,404円
入院 合計 174,482円
5年間 総額 933,886円
糖尿びょうのドロンにはインスリンや注射にかかる固定費は欠かせません。多飲多尿を見守りつつも、血糖値の定期検診も体調を安定させるために必用です。
我が家のドロンの場合、途中の転院もあり、インスリン変更もありと、イレギュラーなことがありましたので、少し費用がかさんだかも知れません。
数字だけ見るとかなりの金額なので愕然としますが、そのおかげで今日もおしゃべりなドロンが隣にいて、家の中を元気に走っています。それは私達に笑顔をもたらし、我が家にとっては、お金には代えられないものになっています。
ここまでの費用がかかるとペット保険に入っていた場合もう少し支払額が少なくなっていたのかということが気になりました。次回はもしペット保険に入っていたらということを調べて比較したいと思います。


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