インスリン変更(前編)〜低血糖リスクと「1からやり直し」の葛藤〜

糖尿病のこと

前回は体調不良の原因が「便秘」であり、食事を変更したことにより体調が戻っていったお話をしました。今回は、ドロンに「低血糖のリスク」があることが分かり、新しい治療へ踏み出すべきか。合わないかもしれない不安と、それでも「試す価値はある」と信じて決断するまでの葛藤を綴ります。

低血糖リスク発覚。インスリンの量を変更

転院後、以前の病院と同じイスリン(ランタス)で1日2回2単位の治療を進めて、体調を取り戻していたドロンですが、ある時のピンポイント検査で血糖値39(基準範囲71~148)低血糖になっていました。

すると、先生が、「糖尿病の猫でこの数値は、低血糖になるリスクが高い」といわれ、インスリンの量を2単位から1単位に変更しました。

すると、いつも朝は起きてこなかったドロンが、起きてくるようになりました。もしかして今までインスリンの量が体にあってなくて、だるかったりしたのかな?

当時のドロン

インスリンの量を1単位にしてから、2週間から3週間おきに半年ほど検査をしました。

【ランタス 1日2回 1単位の結果】

結果は、ピンポイント血糖値が割と高めで推移していて、糖化アルブミン値も許容範囲を超えてきてしまいました。

検査回数ピンポイント血糖値糖化アルブミン値
基準範囲71~148基準範囲20~30
1回目50029.8
2回目50035.4
3回目30627.3
4回目31232.8

以前ランタスを2単位で打っていたときは、ご飯を食べている最中に少し痙攣していることが時々ありました。

先生に言葉だけでそれを伝えていたときは、痙攣かどうかは分からないと言った反応でしたが、スマホで動画を撮っておいた映像を先生に見せたら、「本当だ、痙攣しているね、ただ、その時の実数値を測っていないから分からないけれども、もしかしたら低血糖になっている可能性もある」と言われました。

言葉だけでは伝わりにくいことも、スマホで動画を撮っておいたことで先生に正確に伝ることができたので、これをやっておいてよかったと思いました。

過去の検査結果を遡ってみると、以前の病院の検査結果でも同じようにピンポイントで低血糖になっていることがありました。しかし、その時には特に何も言われませんでした。

(先生によって対応の仕方にばらつきがあるんだと、この時にも感じました。)

低血糖リスク回避。量の変更からインスリン変更の提案へ

ランタスの2単位を打っていいた時は、低血糖のリスク、1単位にしたら高血糖ぎみ。ランタスは希釈が出来ないし、注射器で1.5単位は目分量になってしまう。

0.5のメモリがない注射器

1.5単位が打てる注射器があったらいいのに… しかし現状難しい。

ということで、先生からは希釈して使えるインスリン(レベミル)を提案していただきました。

希釈して使えるインスリンがある事を初めて知りました。

「薄めて使う?」「そんなことができるんだ」と思いました。

しかし同時に

「また1からやり直し?」

「入院もするし、お金もかかる」

「でも、低血糖は怖い」

すごく悩みました。

ランタスを2単位 → 低血糖のリスク

ランタスを1単位 → 高血糖気味

新しいインスリン → どうなるか分からない

変更して安定するか分からないし、入院して、またドロンの体に合ったインスリンの量を1から探っていかなくてはいけないので、ドロンの体に負担がかかり大変な思いをさせてしまうので、本当に悩みました。

先生は

「1日入院は負担が大きいので、しません。」

「半日入院して、血糖値の曲線を取って決めていきます。」

とおっしゃったので、1日よりは少し負担が少ないかと感じました。

それにやはり低血糖は怖いし、ビクビクしながら過ごさなくてはいけないのも嫌なので、1次的なストレスはあれど、その後安定するならと、思い切ってインスリン変更に踏み切りました。

抱きついて甘えるドロン

次回はインスリンを変更して、ドロンの体に合った治療が見つかるまでのお話です。

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