腎臓病の記事でも触れましたが、フードの粒の大きさは老猫にとって大問題です。ほんの数ミリ大きくなっただけで、昨日まで食べていたものを全く食べなくなってしまいます。
今回は、そんなフードの「粒のサイズ」に悩む飼い主のお話です。
たった数ミリだけど、老猫にとっては大問題
我が家の療法食はドクターズケア「キドニーケアプラス(可溶性繊維)」です。こちらは国内メーカーなので、海外のものより小粒に作られています。そのため、これを食べてくれないとなると、ほぼ選択肢がありません。
ところが、このフードにはロットによって粒のサイズにばらつきがあります。数回に一回、明らかに大きいロットに当たることがあって、今回がまさにそれでした。
パッケージにも「サイズにばらつきがあります」と書かれておりますし、くっつき粒の件で以前メーカーに問い合わせた時にも「製造工程の膨らまし具合で差が出る」とのこと。
仕様だと言われてしまうと、もうどうしようもありません。
フードを同じ3グラムで比較した写真

正直、これだけの差があると老猫にとって大問題なのも納得です。人間に例えるなら、いつも楽に飲んでいた小さな錠剤が、ある日突然、大きな錠剤に変わったような感覚でしょうか。

レオンはフードを噛んで食べるタイプなのに対して、ドロンはあまり噛まずに丸呑みするタイプなので、喉を通る時の違和感は相当なものなはず。
「これ、飲み込めるかな……?」という不安が毎回の食事で続くとしたら。そりゃ大きな声で文句の一つも言いたくなりますよね。猫にインタビューはできないので、本心はわかりませんが……
「食べられない!」と「ぷぃっ」、3kgの在庫を前に途方に暮れる
小袋を開封して粒を出したとき、「いつもより大きいな……」と感じつつ試しにドロンにあげてみると、やはり少し食べただけで「こんなの食べられない!」とそっぽを向かれ怒っていました。

「あ〜、やっぱり……」嫌な予感的中。
「このロット、まとめて2袋(3kg)買ったのに、まじか……」と正直、目の前が暗くなりました。もう一度注文して、それが小粒のロットだと補償されるなら再購入を考えますが、同じ可能性もあるので怖くて出来ません。
幸いレオンはなんとか食べてくれそうですが、ドロンにもこれを食べてもらわないわけにはいきません。
<粒が大きくて食べてくれない場合の対策>
- 半分に砕く(時間がかかる)
- 叩いてすりつぶしたりして粉にする(手でやると大変)
- 粉にしたものを水に溶かす(ドロドロが苦手)
結局、ドロンが一番食べてくれたのは「粉末に近い状態」でした。
毎回手作業で叩くのは限界なので、ついに電動ミルの導入を決めました。
2年前から食べているフードなのに、ここまでサイズに敏感になったのは、やはり高齢のせいなのか。それともメーカーの仕様変更なのか……。
普通に考えれば、やはり以前より高齢になって敏感になってきた、ということなのかもしれません。フードを食べないとなると糖尿病の猫にはインスリンとの兼ね合いもあるので、低血糖に陥ってしまうかもしれない大問題なのです。
でも、これしかないんです。どうしたらいいのでしょう?
別のフードを探す?しかし便秘対策も重要
「腎臓病ケア」「便秘対策(可溶性繊維)」「小粒」という3条件をクリアできるフードを、私は他に知りません。
5ミリ程度の超小粒で、これらの条件を満たすフードをご存知の方がいれば、ぜひ教えていただきたいです。

通常のドクターズケア「キドニーケア」にすれば粒のサイズは安定するのかもしれませんが、そうなると今度は便秘が再発するリスクがあります。
<食事内容の変更する場合の対策>
- 末にしたフードを水で溶いて、水分補給として飲ませる
- 腎臓病の療法食+便秘対策の薬を併用する
- 腎臓病の療法食+便秘対策用のフードを混ぜる
などがありますが、どれも「食べてくれるか」「お腹に合うか」というハードルがあります。
皆さんの愛猫たちは、フードのサイズ問題をどうやって乗り越えていますか?同じように悩んでいる飼い主さんがいれば、ぜひ経験を聞かせてください。一緒に解決策を探せたら嬉しいです。


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