今回はドロンが糖尿病を療養中に、腎臓病も併発し、どんどん病状が悪化していく中、悩みながら新しい決断をしたお話です。
「今の先生は命の恩人だし、転院するのは申し訳ない……」
「でも、このままではドロンが危ないかもしれない」
そんな、正解が見えなくて苦しかった当時の私の葛藤と、思い切って転院した先で目にした「驚きの光景」についてお伝えします。
【併発】糖尿病と向き合って1年。忍び寄る「腎臓病」の影
ドロンが糖尿病と診断されて1年後ぐらいから、腎臓の数値も上昇しはじめました。
その1年後には腎臓病ステージ2の段階だと言われ、セミントラ経口液という薬をしばらく投与していました。
薬は無味だと言われましたが、ドロンは好まず、すごく嫌がりました。ストレスになるのでその時間が嫌いでしたが、腎臓病が良くなるならと続けました。
その後は調子を崩すことなく、血糖値も糖尿病の猫の範囲で安定し、半年に1度の検査で様子を見ていました。
しかし、その1年後2023年の春頃、ドロンが食事を戻したりして、体調が悪くなったので、病院で診てもらうと、血糖値が上昇していて高血糖になっていました。
脱水症状もあり、調子が戻るまで数日点滴治療をしてもらいました。かかりつけの病院が休みの時は、違う病院にも診てもらい、同じ処置をしてもらいました。この時からラプロスという薬を投与し始めました。

【当時の投薬メニュー】
- 💊セミントラ経口液: 腎臓病のための薬。無味と言われたがドロンは苦手そうだった。
- 💊ラプロス: 2023年の体調悪化を機に開始した腎臓の薬。
2ヶ月続いた、繰り返す体調悪化。「点滴の日々」と拭えない不安
しばらく落ち着いていたと思っていたら、夏にまた調子を崩しました。
前回と同じように、しばらくの間病院に行っては点滴を打ってもらいました。一時的に回復しては調子が悪くなるような日々が2ヶ月ほど続きました。
先生は検査結果の数値をみて「腎臓病が悪化しているので、その影響で糖尿病も悪化している」と。
また、低血糖が怖いので、ご飯を食べない時もインスリンを打つのかどうかという相談をしました。
食べない時はインスリンの量を減らしたりして調整をし、食べるなら通常通り打つというよに、インスリンの量も定まっていませんでした。今思えば、不安定な指示でだったように思います。
この期間はいつも食べていたご飯を食べてくれなくなり、とにかくドロンが食べてくれるご飯をいろいろ買っては試していました。
脱水なのでウエットフードも試しましたが、以前も書いたように我が家の猫は小さい頃からドライのみ食べてきたのでウエットフードは好みませんでした。
ドロンの体重は調子が悪くなる前は4.6kgあったのに、どんどん痩せていき、4kgを切るまでになりました。

一向に良くならず、ご飯を食べてくれないしで、どんどん痩せていきました。
腎臓に良いツボなどを調べてさすってあげたり、なんとか少しでも良くならないかと、痩せた体を撫でていました。あんなにふっくらしていたドロンのお腹が、あばら骨のゴツゴツと当たる、その感触に涙が止まりませんでした。
点滴を打つための病院通いはドロンにとってストレスだし、通わないといけないしで、どうしたらいいか本当に悩んで精神的にも疲れてきていました。
【振り返って気づいた、検査の重要性】
以前の病院では、診察時間もバラバラでしたし、1週間毎、2週間毎にピンポイントで血糖値や腎数値を測り、高血糖では腎数値が悪化していて、血糖値が下がれば腎数値が少し下がってきたりしていました。
しかし腎臓が悪化していると言っていたためか、血糖値の平均値を見るフルクトサミンの数値は当時測っていませんでした。
現在の病院では、ピンポイントの血糖値も見ますが、2週間の平均値を糖化アルブミンの値で見ていますし、病院に行く時間も同じ時間で診てもらっています。(その方が正確な数値が見られるということなので)
その結果、血糖値のコントロールがうまくいくようになり、連動して腎数値もほぼ横ばいで安定しています。
【葛藤】先生への不信感と、「命の恩人」という迷いの間で
実は以前から病院の先生に対して、時々、話しにくい感じがある印象を抱いていました。
あまり多くを語らない方だったので、こちらも質問がしにくく、体調が悪い原因を詳しく聞きたくても聞きにくいにくい状況だったんです。
ある時、家族がドロンの調子が悪い時にした先生との相談話で「病院に来ることもストレスなのかな。」というような話をしたときに、「病院のせいにされても」みたいなことを言われたらしく、それを聞いた時は耳を疑いました。
聞き間違いでは?と。その頃から、家族と病院を変えることや、セカンドオピニオンを検討し始めました。
そう考えるようになったのも、かかりつけの病院が休みの時に行った違う病院の先生は、ちゃんと話を聞いてくれるスタイルでした。
もしかして、こっちの先生の方が我が家に合っているのかも知れないと感じ始めていました。
しかし、「今診てもらっている先生には命を救ってもらったし、今までずっと通ってきて、なんとなく申し訳ない」という気持ちもありました。それに、「環境を変えるのはドロンにもストレスかも知れない…」という不安も大きかったです。

それでも意を決して、別の病院の門を叩くことにしました。
この時の選択が、ドロンのその後の体調をを大きく変えることになります。続きの『後編』では、転院先での治療の違いについて詳しくお話しします。
続き(後編)はこちら


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