第3回:血糖値が定まらない!低血糖の不安と再入院を経て安定するまで

糖尿病のこと

前々回、糖尿病と診断を受け、前回は初めての入退院の後、様態が悪化し、再入院することになったところまでお伝えしました。

今回は、ドロンの容体を安定させるための試行錯誤のお話です。

※この記事は我が家の体験談であり、実際の治療法は必ずかかりつけの獣医師の指示に従ってください。

低血糖の恐怖と、再び入退院

血糖値の再調整のため再び入院したドロン。入院中は点滴処置をしてもらいました。そのおかげか、見た目には元気そうでした。

あんなに辛そうに鳴いていて、口を開けて、はあはあ息をしていたドロンが、再び元気そうに鳴いていて安心しました。ただ、口元には低血糖のときの痙攣の名残がまだ残っていました。

入院した朝の血糖値は正常でしたが、昼、夕方になるにつれ上昇しました。

先生からは「インスリンの量は、毎日朝、夜2回決まった量を投与する。ご飯を食べても食べなくてもインスリンを投与して様子を見て、1週間後にまた来て下さい」と言われました。

元気になって、キャットタワーに登るドロン

夜はインスリンを投与して、ご飯はほんの少しだけ口にしました。

退院後、帰宅してほっとしましたが、また低血糖にならないかの不安でした。多飲多尿に注意し、様子を見守りました。

口元の痙攣は治るのか不安でしたが、今はすっかり治りました。

定まらない血糖値。試行錯誤の日々

退院後自宅にて療養し、徐々に食欲も元気も出て一安心していました。

1週間後様子を見せに病院へ。

低血糖のためインスリンの投与はなしで2週間様子を見ることになりました。多飲多尿にならないかだけ注意して見守りました。

しかし2日後、多飲多尿になっているので病院に連絡して連れて行くと、今度は高血糖の状態。今日からインスリンを夜1回投与することになりました。

その後も多飲多尿の状態が続きましたが、低血糖も怖いため様子を見守り1週間後に病院へ。この判断が悪かったのか、まだ高い状態でした。

インスリンを朝、夜2回投与し、さらに1週間様子を見る事になりました。

1週間後もまだ高い状態でしたが、量を増やして低血糖になるのも怖いため、量と回数はそのままで、2週間様子を見る事になりました。

血糖値が安定しているのか、くつろいで、籠でひなたぼっこするドロン

前はこの量で低血糖になったのに、また同じ量で高血糖になる。同じ量で低血糖になったり高血糖になったり、ドロンの体はいったいどうなっているのか……と不安でした。

1週間後の病院で尿検査をすると、まだ尿から糖が出ている状態。結局その日の夜からインスリン量を増やすことになりました。

インスリンの量が増えて低血糖にならないか不安がありましたが、高血糖なので増やして様子を見るしかありません。

ついに安定!ドロンに最適な量が見つかった

2週間後、過去数週間の平均的な血糖値を見る検査をしてもらいました。

結果は糖尿病猫のコントロール目標範囲内でした。多飲多尿も安定してきていたため、インスリンの量と回数はそのまま継続することになりました。

さらに1ヶ月後の検査では、数値も普通の猫の範囲に近づき、尿からも糖は出ていませんでした。

先生からは「体重も増えてきているので、インスリンはこれまでと同じ量、回数を継続で、低血糖にだけ気をつけて」と言われ、次は2ヶ月後に検査することになりました。

元気になってきて狭い椅子の上を取り合うレオンとドロン

結局、インスリンの量を決定するまで1ヶ月以上かかりました。

最近もインスリンの種類を変えたのですが、同じように1ヶ月程かかりました。(そのときの様子はまた改めてお伝えします)

1日の中でも体調に波はあるものの、そのバランスが安定していれば元気に過ごせるのだと、この経験を通して学びました。ドロンに合う量を見つけるまでには、本当に長い道のりでした。

退院後から血糖値が安定するまで短期間に合計4回病院へ行き、慣れない病院通いはドロンへのストレスもかなりあったと思います。

このまま体調が安定してくれて、普通にご飯を食べて元気を取り戻してくれるように見守りました。

毎日ただご飯を普通に食べることがどれだけ幸せなことか。当たり前のことが当たり前にできなくなる辛さを、この時期に痛感しました。

次回は、気をつけていれば良かった「水と尿」のサインについてのお話です。

〜この他のドロンの糖尿病きろく〜

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