今回は、腎臓病、糖尿病の我が家の猫たちが食べている療法食のお話です。レオンもドロンもこれまで、ドライフードのみを食べてきました。
ウェットフードの方が水分も一緒に取れるので良さそうなのですが、ドライフードに比べてお値段も高く、そもそも食べてくれないので、我が家ではやはりドライのみの選択です。代わりに水分を取ってもらうようにしています。
※この記事は我が家の体験談であり、実際の治療法は必ずかかりつけの獣医師の指示に従ってください。
好みのフードを探す「フード迷子」
我が家の猫たちは以前糖尿病の記事でも紹介しましたが、現在は「ドクターズケア キドニーケア プラス(可溶性繊維)」を食べています。


※2026/03現在の情報です。
この療法食は腎臓病の猫用ですが、糖尿病のドロンも食べています。糖尿病を併発している場合療法食については腎臓の方を優先する方が良いという先生からの指導のもと、そうしています。
今のところ2匹の体に合っていて、飽きずに食べてくれます。
転院後しばらくは「ロイヤルカナン 腎臓サポート」を食べていましたが、便秘がひどく、レオンは便をするときにものすごく気張って声を出すし、ドロンは便の前後に嘔吐を頻繁にしていました。
転院する前はというと、療法食は進められていなかったので、食べるものをあげて下さいといった感じでしたので、高齢猫用のフードを食べていました。
主に、ヒルズの「サイエンス・ダイエット シニア 高齢猫用 11歳以上 」をしばらく与えていましたが、ドロンの体調が悪化したため、ヒルズの「k/d 猫用 特別療法食」に変更したり、リンを抑えたウエットフードなどをとにかくいろいろ試しました。
しかし食べてくれなかったり、食欲も安定せず、一向に体調は良くなりませんでした。
レオンは食いつきの良いご飯もあったのですが、ドロンは全く食べず。兄弟でも嗜好が違うのか、体調が悪く食べたくても食べられなかったのかもしれません。

ならば、あの有名な”神おやつ「ちゅ~る」”は?と思い試してみましたが、残念ながら好みでないようです。ウェットフードに慣れていないせいかもしれません。
ドロドロした状態のものは2匹ともペロペロと少し舐める程度で、あとは食べてくれません。口の中がベタベタになることをとても嫌がっていました。
どんな子でも好きなのかと信じていたのに、まさか我が家の猫が嫌いだったどは……。 飛びついてくると思っていたのでちょっとショックでした。

食欲不振の原因は…「粒」だった。メーカーへの問い合わせ体験記
転院前の病院では同じシリーズの「ドクターズケア キドニーケア<チキンテイスト>」を紹介してもらって少し食べた時期もあったのですが、その時はすぐに食べなくなりました。
最近でも食べが悪くなったことがありました。その原因は届いたご飯の粒がいつもとは違っていたのです。
本当に食べが悪く、いつもだったら40g~60g食べるところ、頑張っても30gしか食べてくれませんでした。家族が、これはご飯の粒のせいだと思う。というので、一度確認しようと思いメーカーに問い合わせることにしました。
ホームページにも、パッケージにも「粒のバラつき、くっつき粒が入っている場合があります」と記載されており、製造過程で生じるためやむを得ないとのこと。今回のロットは粒の大きさにかなりばらつきがあり、2〜3個がくっついた「くっつき粒」がたくさん入っていました。
粒が不揃いで『くっつき』が多いロット



綺麗に揃っている通常のロット



いつもとは明らかに違ったので、すごく迷いましたが、勇気を出してメールで問い合わせてみることにしました。
すると、聞き取りのために折り返しの電話がかかってきました。ドキドキしながらその状況を説明したら、「確認しますので、ご飯を送り返して下さい」と言われました。
実は「食べないなぁ」と思いながら食べさせていたので、小袋が1袋しか残っていませんでした。(1.5kg入り1袋の中に小袋が6袋入りで、それを2袋注文していました。ロットが同じためその2袋は同じ状態で、食べないのでかなり捨てていました。)
「小袋1袋しかないですが良いですか」と断りを入れて送り返しました。
その後すぐに大袋1袋が送られてきました。その1週間後、「商品を確認しました。」と電話がありました。
まず前提として、製造過程でくっつき粒や粒のばらつきはどうしても生じてしまうとの説明がありました。
(※ペットラインのよくある質問の『ドライフードの粒の形や大きさが違う事がありますが、どうしてですか?』の項目に説明があります。)
「今回は許容範囲内であったため商品として出しました」とのことでしたが、念のため「今回はくっつき粒が通常より多かったのですか?」と聞いたところ、「通常より少し多いように感じました。今後はいっそう注意して製造します」とおっしゃっていました。
「また同じことがあった場合は連絡した方が良いですか?」と尋ねると、「ご報告があって初めて気づくことなので、すぐにご連絡ください」との返事をいただきました。
メールへの返信も早く、すぐに対応してもらえたので、きちんとしているなという印象を受けました。今後もずっと食べ続けるご飯なので、安心しています。
ご飯は命を作る源。だからこそ「第2の選択肢」も...
病気を持っている猫たちにとって、栄養を保ちながら、取り過ぎてはいけない成分を押さえた療法食はとても頼りになる存在です。

少しのことで食べなくなった場合、糖尿病の猫にとっては低血糖のリスクにつながります。そのため、いざという時のために第2の選択肢を作っておくことも重要だと今回改めて感じました。
しかし、変えた途端に前のご飯を食べなくなったりするのも怖くて、なかなかできないのが現状です。そして、腎臓病の療法食で、便秘に対応しているご飯が他にないので、変えられないという事実もあります。
他のメーカーさんも高齢猫でも食べやすいように小粒で便秘になりにくい腎臓病の療法食をできることなら作っていただきたいです。
手作りご飯という選択肢もありますが、栄養バランスを整えることはとても難しいと感じています。グルメな猫さんが飽きてきたときに、腎臓病の猫でも使えるふりかけのような味変アイテムがあると助かるのになとも思います。
今のところ我が家の猫たちは飽きずに食べてくれるので、本当に助かっています。
次回は、気になる腎臓病の最新治療についてのお話です。


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