インスリン変更(前編)〜低血糖リスクと「1からやり直し」の葛藤〜

糖尿病のこと

前回は体調不良の原因が「便秘」であり、食事を変更したことにより体調が戻っていったお話をしました。今回は、ドロンに「低血糖のリスク」があることが分かり、新しい治療へ踏み出すべきか。合わないかもしれない不安と、それでも「試す価値はある」と信じて決断するまでの葛藤を綴ります。

※この記事は我が家の体験談であり、実際の治療法は必ずかかりつけの獣医師の指示に従ってください。

低血糖リスク発覚。インスリンの量を変更

転院後、以前の病院と同じインスリンで1日2回の治療を進めて、体調を取り戻していたドロンですが、ある時のピンポイント検査でかなり低い血糖値になっていました。

先生に、「糖尿病の猫でこの数値は、低血糖になるリスクが高い」と言われ、インスリンの量を変更しました。

インスリンを減らしてから、いつも朝は起きてこなかったドロンが、起きてくるようになりました。もしかして今までインスリンの量が体に合っていなくて、だるかったりしたのかな?

当時のドロン

インスリンの量を減らして低血糖の恐怖は避けたものの、今度は別の悩みが出てきました。減らしたことで血糖値のコントロールが甘くなり、数値が高めで推移してしまうようになったのです。

インスリンの量を減らしてから、2週間から3週間おきに半年ほど検査をしましたが、結果は血糖値は高いままなのに、平均値を見る数値は少し低めというちぐはぐな状態でした。

以前のインスリンの量を打っていたときは、ご飯を食べている最中に少し痙攣していることが時々ありました。

先生に言葉だけでそれを伝えていたときは、痙攣かどうかは分からないと言った反応でしたが、スマホで動画を撮っておいた映像を先生に見せたら、「本当だ、痙攣しているね、ただ、その時の実数値を測っていないから分からないけれども、もしかしたら低血糖になっている可能性もある」と言われました。

言葉だけでは伝わりにくいことも、スマホで動画を撮っておいたことで先生に正確に伝えることができたので、これをやっておいてよかったと思いました。

過去の結果を遡ってみると、以前の病院の検査結果でも同じようにピンポイントで低血糖になっていることがありました。しかし、その時には特に何も言われませんでした

先生によって対応の仕方にばらつきがあるんだと、この時にも感じました。)

低血糖リスク回避。量の変更からインスリン変更の提案へ

今までのインスリンの量を打っていた時は、低血糖のリスク、減らしたら高血糖ぎみ。以前のインスリンはは希釈が出来ないようだし、今の注射器では目分量になってしまう。

微調整できない注射器

微調整が出来る注射器があったらいいのに…。

結局、先生からは微調整がしやすいインスリンを提案していただきました。

そういうインスリンがある事を初めて知りました。

「薄めて使う?」「そんなことができるんだ」と思いました。

しかし同時にすごく悩みました。

「また1からやり直し?」

「入院もするし、お金もかかる」

「でも、低血糖は怖い」

変更して安定するか分からないし、入院して、またドロンの体に合ったインスリンの量を1から探っていかなくてはいけないので、ドロンの体に負担がかかり大変な思いをさせてしまうので、本当に悩みました。

先生は、

「1日入院は負担が大きいので、しません。」

「半日入院して、血糖値の曲線を取って決めていきます。」

とおっしゃったので、確かに1日入院よりは少し負担が少ないかと感じました。

それにやはり低血糖は怖いし、ビクビクしながら過ごさなくてはいけないのも嫌なので、一時的なストレスはあれど、その後安定するならと、思い切ってインスリンを変更することにしました。

抱きついて甘えるドロン

次回はインスリンを変更して、ドロンの体に合った治療が見つかるまでのお話です。

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