猫の病院選びは移動の負担を考えると近場で探す必要がりますが、合う病院をネットで探すものの、「料金の目安が書かれていない」という壁に直面します。
動物病院は自由診療のため病院ごとに費用が違い、実際かかる費用がわからず、飼い主は不安を感じます。
料金がわからない中で、私たちはどうやって納得し、信頼できる病院を見つければいいのか。我が家の経験をもとにまとめました。
動物病院の料金がわからない!未掲載へのモヤモヤ
動物病院のホームページに料金の掲載がないのは、以前は国のガイドラインが厳しかったようです。しかし最近は法改正され、基本的な費用をホームページに記載する動物病院が増えてきています。これは飼い主にとって良い傾向です。なぜなら、飼い主が一番気になるのは「費用」だからです。
動物病院が目安となる費用をホームページに記載してくれることは、見えない不安をなくすための、とても重要な目安になります。
しかしながら、糖尿病に関して、費用を記載している病院は、実はほとんどありませんでした。糖尿病について紹介している記事に、「インスリン・注射器などで、1ヶ月、10,000~15,000円」と書かれているだけでした。
もちろん糖尿病は個体差があり、インスリンの種類も使用量も変わってきます。しかし、インスリンの購入はボトル単位ですし、注射器も箱単位で購入します。
それならば、「インスリン○○~○○円」「注射器1箱○○円」と掲載してもいいのではないでしょうか。

金額を載せることによる弊害は、「ネットの目安と違う」といったクレームを避けるためかもしれません。しかしそれは飼い主への事前の説明やコミュニケーション不足が原因の可能性があります。真摯に説明をしている病院なら、そのようなクレームにはならないはずです。
実際、我が家のかかりつけの病院もホームページに料金の掲載はありませんが、対面での説明が丁寧で真摯だからこそ、私たちは安心して費用を払っています。
とはいえ、やはり電話での問い合わせの手間や、初めて病院を探す人の不安を考えると、誠実な先生の病院ほど、一つの目安として料金を掲載してほしいというのが飼い主の本音です。
表面的な安さより、費用以上の「納得感」を得られる病院を
我が家が動物病院を選ぶ時には、猫の負担を考えて「家から30分圏内」であることを条件に検索して、ホームページを確認します。口コミは個人の感覚が含まれるため、あくまで参考程度です。

現在通っている病院はドロンが糖尿病になってから2つ目の病院です。初めの病院は緊急だったこともあり、慌てて近くて新しそうな所を選びました。あまりコミュニケーションをとらない先生で、検査結果は郵送、先生のコメントが少し書かれているだけ。当時は「動物病院ってこんなものなのかな」と思っていました。
しかし、病院を変えてみて、先生によって飼い主の納得感が違うことに驚きました。現在のかかりつけの先生は、飼い主のみで検査結果のお話をする時間をとってくれます。数値ごとにきちんと説明してくれますし、こちらの疑問にも答えてくれます。
インスリン注射器の料金だけで言えば、以前の病院の方が今の半額と格安でした。それでも安心して通えるのは、まちがいなく今の病院です。
もちろん、治療費が安くて先生が真摯に対応してくれる病院が存在するのなら、飼い主にとってそれが一番の理想です。
表面的な『〇〇代』の安さにとらわれるのではなく、トータルで見たときに、どれだけ動物ファーストで、飼い主の納得のいく時間を割いてくれるか。それも含めての『治療費』だと実感しています。
愛猫の命を守るために。元気なうちから始める病院探し
犬と違い、長時間の移動がストレスになる猫にとって、病院選びは難しいものです。選択肢が少ない地域にお住まいの方もいると思いますが、それでも「通える範囲」で信頼できる先生を見つけるしかありません。
そして、信頼できる先生かどうかは、実際にかかってみないとわからないのが現実です。だからこそ、猫が元気なうちから、健康診断などでいくつかの病院に通い、相性の合う先生を探しておくことがベストだと確信しています。
猫は辛いことを限界まで隠す動物です。若いうちから定期的に通っていれば、病気の早期発見にも繋がりますし、いざという時に焦って病院を選ぶリスクも減らせます。

ドロンに関しても、もっと若い頃から今の先生に診てもらっていれば……と、今となっては反省しています。
もし、愛猫が病院で定期検診を受けていないなら、元気なうちから「かかりつけの動物病院」を探すことを、ぜひ始めてみてください。

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